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ジャイアンツ温故知新 栄光の記憶

【ジャイアンツ全史/1934〜60年】6連覇の第1期&5連覇の第2期 戦前・戦後に築いた2度の黄金期

 

就任会見の壇上で松井秀喜新監督は、「本当の意味での黄金時代は、V9以来、来ていない」と口にした。それでも、球団の歩みを振り返れば、それは栄光の歴史にほかならない。歴代指揮官の肖像を振り返ったのに続き、ジャイアンツ全史をひも解いていく。

1949年に三原監督[中央]の下で戦後初、1リーグ制最後の優勝を果たした


 1934年12月26日、巨人の前身となる「大日本東京野球倶楽部」が誕生した。同年の日米野球のために集めれた全国の精鋭たちが中心となったチームは、翌35年2月14日に横浜港から秩父丸に乗船して第1次アメリカ遠征に出発。このときに遠征の世話役をしていたフランク・オドールが提案したのが「東京ジャイアンツ」というチーム名であり、翌36年2月には正式に「東京巨人軍」、英文では「TOKYO GIANTS」と命名され、NPBの公式記録として認定される同年秋のリーグから参戦することになった。

 藤本定義監督に率いられたチームは当初、苦戦した。そこで9月に三原修を助監督とし・・・

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