頼りになる男がDeNAにはいる。今年でプロ24年目、41歳の三浦大輔。5月27日のオリックス戦(横浜)では7回2失点で3勝目をマーク。チームを両リーグ30勝一番乗りに導いた粘りのピッチングはナインに大きな勇気を与えた。エースナンバーを背負う「ハマの番長」はチームになくてはならない存在だ。 文=中田康博(デイリースポーツ) 写真=井田新輔 「必ずチャンスは来る」
打者への闘争心と勝利への執念。プロ24年目を迎え、それは衰えるどころか、より一層と燃えさかっているように感じる。5月27日のオリックス戦(横浜)。三浦大輔が初回に2点を失いながら「追加点を与えなければ、打線がひっくり返してくれる」とベテランらしい粘りの投球を展開し、7回2失点。チーム16度目となる逆転勝利を演出し、球団史上初の両リーグ30勝一番乗り。自身も19年ぶりとなる開幕3連勝を飾った。

41歳ながら躍動感あふれる投球ができるのも、普段の練習の賜物だ
今季の三浦の登板は、華々しい記録の数々で勝利を彩っている。今季初登板となった5月5日の
ヤクルト戦(横浜)で勝利を挙げ23年連続勝利のプロ野球記録に並び、2戦目の20日のヤクルト戦(神宮)では2回の打席で中前打を放ち、
巨人・
王貞治(現
ソフトバンク球団会長)を超える史上9人目、自身の持つ投手最長記録を更新する歴代5位タイの23年連続安打を達成した。
ただ決して、今季の戦いが順風満帆の船出だったわけではない。若手投手陣を中心に構成された開幕先発ローテに残れず、開幕二軍スタートとなっていたからだ。それでも、横須賀の二軍施設で汗を流す三浦は「1年間、ローテが変わらないチームなんてないよ。必ずチャンスは来る」と話し、その目から輝きが失われることはなかった・・・
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