12球団の今年のドラフトを、ベースボールライターとしてアマチュア野球に精通する小関順二氏が採点する ※採点は100点満点。12球団名の表示はドラフト指名順 
小関氏は楽天のドラフト指名について平沢大河は外したものの、その他の指名は楽天球団の意図を感じたと評価する
東北楽天ゴールデンイーグルス:90点
1位入札の平沢大河(仙台育英高・遊撃手)は抽選で
ロッテに敗れたが、外れ1位でやはり超高校級野手の
オコエ瑠偉(関東一高・外野手)を指名。低調な攻撃陣を長期的なスパンで建て直そうとする意図が見える。2位の
吉持亮汰(大阪商業大・遊撃手)、3位の
茂木栄五郎(早稲田大・三塁手)も意図は同じだが、2人は即戦力でもある。4位の
堀内謙伍(静岡高・捕手)まで上位4人はすべて野手。ここまで投手主体できたドラフト戦略がここへきて急展開した。予想外の5位指名だったが
石橋良太(Honda)は即一軍での活躍が期待できる本格派右腕。
横浜DeNAベイスターズ:85点
深刻な投壊現象の改善を狙った指名である。1位
今永昇太(駒沢大)は左肩故障で4年春を全休、2位
熊原健人(仙台大)は4年秋を出遅れ、春先の高い評価が若干下がった。とくに熊原は1位入札が予想されていたが予想外の2位指名。この悔しさはプロで晴らしたい。2人の即戦力度はAランクで、いきなりの先発ローテーション入りも考えられる。さらに・・・
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