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侍ジャパン強化試合メンバー発表

侍ジャパン世界一奪回へ、最後の腕試し日本代表メンバー決定!

 

※記録等は10月23日時点。10月31日中崎翔太(広島)、柳田悠岐(ソフトバンク)の2選手が出場辞退すると発表した。代わって大瀬良大地(広島)、中村晃(ソフトバンク)を追加した。

10月18日、会見に臨む小久保裕紀監督


第4回WBC開幕(2017年3月7日@東京ドーム、第1次ラウンド)まで、5カ月を切った。世界一奪回を義務付けられた本番に向けて、最後の強化試合となるメキシコ戦(11月10、11日)、オランダ戦(12、13日)の日本代表メンバー28名(左ページ表)が、10月18日に発表された。野手は現在考えうる国内組のベストメンバー。WBC本番を見据えてこの4試合では、昨秋のプレミア12のように打順を固定せず、最も機能するオーダーを模索するという。

 13年秋の小久保裕紀監督就任以降、指揮官は日本の四番に一部の試合を除き、中田翔(日本ハム)を起用し続けてきたが、「四番についても、現時点では決めていません。この秋の強化試合を見ながら、と思っています」と、例外なく打順は白紙に戻す。候補は中田に加え、プレミア12で勝負強さを見せ、今季はセの本塁打と打点の2冠に輝いた筒香嘉智、指揮官が厚い信頼を置く経験豊富な内川聖一の3人。侍ジャパンでは打者解禁となる二刀流・大谷翔平(日本ハム)も十分に資格を有するが、本大会では投手としてマウンドにも登るだけに、四番は負担が重い。なお、大谷は投手で招集されたが今大会に限っては、シーズンの疲労を考慮され、登板は回避。打者(DH)のみでの起用が決まっている。

 指揮官がポイントに挙げるのが一、三番だ。セ首位打者の坂本勇人(巨人)を筆頭に、2年連続トリプルスリーの山田哲人(ヤクルト)、1年ぶりの代表復帰となった柳田悠岐(ソフトバンク)、安打製造機・秋山翔吾(西武)ら、候補は多数。「そこに誰を置くのかをコーチ陣としっかり話し合っていきたい」と最優先のチェック事項とした。セ・パの打点王(パは中田)が四番以降に座ることが濃厚なだけに、一、三番の組み合わせ次第では得点力は大幅にアップする。4試合の組み合わせ、相性を注視したい。WBCモードで打線を組む野手に対し、投手は6選手が小久保ジャパン初選出。テストの意味合いを濃くする。13年のチーム立ち上げ以降、指揮官は常々「先発左腕の台頭」を望んでおり、特に田口麗斗(巨人)、石田健大(DeNA)の若き左腕にはチャンスだろう。

 ただし、「このメンバーが中心になるが、プレミア12や、春(台湾代表戦)に招集した選手たちにも(WBC本戦での選出には)可能性がある」と小久保監督が明かしたように、特に左腕では大野雄大(中日)、右腕でも則本昂大(楽天)など、侍ジャパンで十分な実績を残している選手が今回、未招集となっている。あらためてテストする必要がないという指揮官の判断だが、であるならば、WB
Cのメンバー入りに向け、特に招集歴の浅い投手にとっては、内容と結果が問われる厳しい�狒�考会�瓩箸覆襦�

 なお、具体名こそ明かさなかったが、WBC本番でのメジャー・リーガー招集に向けても、水面下で調整中。世界一を奪取している第1回(06年)、第2回(09年)は世界を知る彼らの働きが大きな力となった。今強化試合での招集こそ見送られているが、指揮官も最強ジャパンでの世界一奪回を宣言している。

これまで侍ジャパンでは投手一本だった大谷翔平(右)は、今強化試合ではDHで出場予定


【ピックアップ】

鈴木誠也[広島/外野手]


 代表チームを率いる小久保裕紀監督も、この男の勢いを無視することはできなかった。広島25年ぶりのリーグ制覇を果たした原動力の1人を初招集(写真は14年の21U・W杯でのもの)。シーズン中の連夜のサヨナラ弾で、緒方孝市監督によって“神ってる”と評されると、鈴木誠也の名前は一気に日本全国へと広まった。もちろん、話題先行ではない。打率.335、29本塁打、95打点と、打撃3部門すべてでベスト5入り。『右の長打力のある外野手』は小久保監督が探し求めている人材にピタリと当てはまる。これまでこのポジションには中日・平田良介が招集されてきたが、最後の強化試合でアピールが叶えば、来春のメンバー入りもあり得る。


侍ジャパン出場選手28名

【投手】
大谷翔平(日本ハム)
増井浩俊(日本ハム)
宮西尚生(日本ハム)
武田翔太(ソフトバンク)
千賀滉大(ソフトバンク)
石川歩(ロッテ)
大瀬良大地(広島)
野村祐輔(広島)
菅野智之(巨人)
田口麗斗(巨人)
山崎康晃(DeNA)
石田健大(DeNA)
藤浪晋太郎(阪神)
秋吉亮(ヤクルト)

【捕手】
大野奨太(日本ハム)
嶋基宏(楽天)
小林誠司(巨人)

【内野手】
中島卓也(日本ハム)
中田翔(日本ハム)
松田宣浩(ソフトバンク)
内川聖一(ソフトバンク)
菊池涼介(広島)
坂本勇人(巨人)
山田哲人(ヤクルト)

【外野手】
中村晃(ソフトバンク)
秋山翔吾(西武)
鈴木誠也(広島)
筒香嘉智(DeNA)
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