セ・リーグの本塁打王、打点王に輝いたDeNA・筒香嘉智に迫る。いずれも初の戴冠だが、そのすさまじ過ぎるバッティングは、まさに規格外だ。 データ提供=STATS 
パワー&テクニックで進化を続ける筒香
筒香と元
巨人・
松井秀喜の成長をだぶらせる関係者は多い。高卒1年目から圧巻のスイングスピードを誇った松井だが、以後、決して本塁打一辺倒ではなく、パワーと技術を追究しながら進化を続け、30本塁打以上はプロ4年目、40本塁打以上は7年目の到達だった。筒香もまた、松井以上にゆっくりではあったが、6年目の15年に打率.317、24本塁打、93打点で一流打者の仲間入りをし、7年目の今季打率がリーグ3位の.322、そして44本塁打、110打点で2冠に輝いている。
まず、今季のセの本塁打王&打点王争いの流れを振り返ってみよう。前半戦の主役が
ヤクルト・
山田哲人。本塁打、打点でトップを走り、6月25日には打率でも巨人・
坂本勇人を抜いて3部門でトップに立った。このとき筒香は打点で20、本塁打で9本の差を山田につけられている・・・
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