日本ハムの日本一で2016年シーズンが終了。17年のチャンピオンになるべく各チーム、若手を中心にレベルアップを図る秋季キャンプを送った。今回は、その中から編集部が注目した5球団の秋季キャンプリポートをお届けする。各チームとも若手の底上げはできたのか! 日程&球場 10月29日(土)~11月16日(水)
高知県安芸市・安芸市営球場
秋季キャンプの目的 1.野球を考える力をつける
2.さらなる筋力&走力アップ
1日1000スイング
来季、巻き返しを図るにはまだまだ若手の体力、筋力が足りていない。就任1年目のシーズンを終え
金本知憲監督が痛感していた点だ。「とにかく体を強くする、鍛え直す。根本的なところから取り組む」と秋季キャンプに臨んだ。
野手は全員、750グラム以下と1キロ前後の2種類のバットを用意した。「軽いバットでスピードをつけるスイングと、重いバットでしっかり体全体を使って投球の重さに負けない力強いスイング」で打撃フォームを作り上げていくと説明。ノルマは1日最低1000スイング。野手陣は日が暮れ暗くなる午後6時過ぎまでバットを振り続けた。
一方、投手陣は個々に目標を持ち取り組んだ。侍ジャパン招集日までキャンプに加わった
藤浪晋太郎、そして今季4勝を挙げたドラフト5位の
青柳晃洋はクイックのスピードを上げるべく、試行錯誤。中継ぎ転向も視野に入れる
岩崎優はフォークを磨くべく、ブルペンで投げ込んだ。
そして投手、野手で統一されたのが・・・
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