
多彩な変化球を駆使し、相手打者に的を絞らせなかった
同僚
クリス・ジョンソンとの争いを制し、最多勝に輝いた
野村祐輔だが、表のとおりジョンソンに比べ防御率が劣り、完投数、投球回数も少なく、内容では負けている。ただ、投手はチームに勝利をもたらしてこそ評価されるもの。野村は勝敗がつかなかった試合で4勝2敗、ジョンソンは2勝2敗。つまり先発全試合の勝ち負けを見ていくと野村20勝5敗、ジョンソン17勝9敗となり、チームへの貢献度は野村が上回る。
圧倒的なパワーで抑え込むというより、多彩な球種と制球力で打たせて取る、野村のタイプも関係している。リズムがよく、四球が少ないこともあってチームを勢いに乗せやすく、また勢いに乗りやすい。つまり・・・
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