束の間のオフシーズンを過ごしている選手たち。それぞれトレーニングに励みながらも、趣味や家族サービスなど、多忙なシーズン中にはできないことに、時間を割いている。今号から、連載「MY TIME♪」を拡大し、彼らのオフの表情に迫っていこう。第1回はDeNA須田幸太が自慢のトイプードルを紹介してくれた。 取材・構成=滝川和臣、撮影=長尾亜紀 ベルの中での序列。1番目が妻、僕は2番目
2016年8月、須田家に新しい仲間が加わった。ベルと名づけられたメスのトイプードルは、子どものころから犬を飼うのが夢だった須田の念願でもあった。12月中旬、横浜市の公園に、DeNAの中継ぎ右腕が愛犬を連れてやってきた。 実家では祖母が犬が苦手で飼うことができなかったんです。もともと僕は犬が大好きで、小学校のころは隣の家のゴールデン・レトリバーと毎日遊んでいたくらいでした。だから、犬を飼うのが夢だったんです。2016年の8月、知り合いに紹介してもらったトイプードル専門のブリーダーのお店に行ったときに出会いました。その日は3匹いたんですが、3歳になる娘に一番なついたのがベルちゃんでした。ずっと飼いたいと思っていたので即決でしたね。
8月に家族の一員となったばかりで、シーズン中は遠征もありなかなか会えなかったです。だから、僕にはあまりなついてません(苦笑)。ベルちゃんの中では妻が1番。絶対に言うことをききますから。で、2番目が僕。娘が3番目ですね。シーズンオフになってからは僕が夕方に散歩に連れて行っています。練習から帰ってきてから近所のこの公園とか、ちょうどいい散歩コースがあるんです。オフになってようやく行けるようになりました。
犬と一緒にいる生活は楽しいですよ。気持ちがリ
ラックスできますからね。でも、まだ僕の言うことはきいてくれないときもありますが……。あと、かまってほしいときは自分でトイレシートで用を足せるのに、わざと間違ったところにトイレをしたりして気を引こうとする。頭がいいんだと思います。だからイジメられそうになると急いで妻のところに逃げる(笑)。そんなところもかわいいです。性格はとにかく人間が大好き。散歩をしていても、キョロキョロしてすぐに興奮してしまうんです・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン