秋に有終の美を飾るために――。現在、選手たちは春季キャンプで日々汗を流している。選手のレベルアップはもちろん、栄冠を手に入れるためには、チームにある課題をクリアしなければいけない。果たして各球団、優勝への障壁は何か?そして、それを打ち破ることができるのか。今特集で12球団の優勝への最大課題を取り上げ、それに対して球団がどのような取り組みをしているのか見ていこう。 ※「課題クリア難易度」は実際にその課題をキャンプ中に克服する難しさを表す。100に近づくほど、その難度は高くなる。 Vへの最大ポイント・正捕手 課題クリア難易度80

斐紹、甲斐に負けじと、昨秋から好アピールを続ける3年目の栗原/写真=内田孝治
■課題らしい課題なし!常に高いレベルへ 投手陣のメンバーはベテランから若手まで豪華絢爛。先発枠が6では足りず、押し出されるようにリリーフの競争が激化している。野手に目を転じても
内川聖一、
松田宣浩、
柳田悠岐、
中村晃、
今宮健太と不動のレギュラーが充実し、そのほかのポジション争いもハイレベル。オフに
糸井嘉男、
陽岱鋼、
岸孝之が名乗りを挙げたFA戦線に参戦しなかったのは「いまの戦力と比較して、取らなくても戦えると判断した」(後藤芳光球団代表)からだ。
課題を挙げるといっても重箱の隅をつつくようなもの。しかし・・・
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