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2017新戦力CHECK キャンプ中間報告

2017注目ルーキーチェック 巨人

 

昨秋のドラフトで指名され入団した86人のルーキーたちは、12球団各チームのキャンプに参加。厳しいプロの世界で、早くもふるいにかけられているが、2017年の傾向としては、投手に即戦力候補が多い。3月31日にセパ同時開幕を迎えるシーズンで、どれほどの若者が一軍の舞台で輝けるのだろうか。さまざまな視点からチェックする
「球速」=ボールの速さ、「制球力」=コントロール、「球種」=変化球のバリエーション。現時点の実力によって「即戦力」(一軍での活躍が期待)、「育成」(開幕時は二軍で育成)にタイプ分け

巨人・吉川尚輝内野手


中京高→中京学院大→ドラフト1位・22歳・177cm79kg・右投左打


タイプ 即戦力
打撃  B
守備  A
走力  A

脚力を生かしたダイナミックな守備

 上半身のコンディション不良でまさかの三軍スタート。候補者乱立のセカンド(本来はショート)に挑戦させ、開幕から「坂本勇人の相棒に」との球団のプランは、ひとまずお預けに。とはいえキャッチボールも再開し、セカンドの守備位置に就けばセンターに抜けそうな打球を見事なフットワークで追いつくなど、育成選手中心の三軍では別格の動きを見せている。出遅れはもったいないが、体さえ問題なければ、即一軍の戦力であることは間違いない。

巨人・池田駿投手


新潟明訓高-専修大-ヤマハ-巨人→ドラフト4位・25歳・174cm71kg・左投左打


タイプ 即戦力
球速  B
制球力 A
球種  A

磨き上げた変化球で芯を外す投球術

 前所属のヤマハを日本選手権で日本一に導いた、“変化球”が最大の武器だ。スライダー、カットボール、チェンジアップと種類こそ多くはないが、特に変化の大きいスライダーと、鋭い変化のカットボールの使い分けで打者の芯を外すことに長ける。キャンプイン後のブルペンでは、斎藤雅樹二軍監督が「投げるたびに良くなっている」と周囲の評価もジワジワと上昇中。実戦でこそ生きるタイプ。まずは中継ぎだろうが、開幕を一軍で迎えている可能性は高い。

巨人・廖任磊投手


岡山共生高→台湾/開南大→パイレーツ・ルーキー級→台湾/開南大→ドラフト7位・24歳・201cm125kg・右投右打


タイプ 即戦力
球速  A
制球力 C
球種  C

驚愕の角度!2メートル・パワーピッチ

 台湾出身の元マイナー・リーガーは新人合同自主トレ初日から、1人だけ目の色が違った。キャッチボールの初球から力を込め、周到な準備が見て取れた。キャンプイン後のブルペンでは、打席に立って球筋を見極めた斎藤雅樹二軍監督を「恐怖さえ感じた」とビビらせる鬼気迫る投げ込み。201センチ125キロの体躯をトルネードさせるフォームは迫力満点で、細かい技術の習得が終われば、一軍でのクローザー争い参戦も期待できそう。発音は「りゃお・れんれい」。

■巨人2位 畠世周投手
 ドラフト後の右ヒジ遊離軟骨除去手術からのリハビリ中。球団も焦らせない方針で、実戦復帰も未定

■巨人3位 谷岡竜平投手
 池田駿と並んで社会人での経験値の高さを見せている。実戦でアピールが叶えば早期の一軍昇格もあり得る

■巨人5位 高田萌生投手
 松坂大輔のフォームを彷彿させる右腕。近年、高卒投手はケガのないようジックリ育てる方針で絶賛体作り中

■巨人6位 大江竜聖投手
 高田と同じくキャンプでは走る量、トレーニング量もコントロールされ徐々にプロ仕様の体に。実戦は夏過ぎか

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