ともに大型補強を果たし、V返り咲きを狙うソフトバンクと巨人。さらに昨季は5位に沈んだ楽天が3タテに成功。2017年の覇権争いは早くも大混戦の様相だ。 ソフトバンク 助っ人守護神が立役者

外国人投手の通算最多セーブを塗り替えたサファテ
開幕2戦目の先発を予定していた
バンデンハークがWBC後に指にマメをつくり、先発ローテーションが再編されたが、そんな影響をモノともせず、ソフトバンクが
ロッテに開幕3連勝を飾った。投打のかみ合った戦いの中で存在感を発揮したのが、クローザーのサファテだった。3連投で3セーブを挙げ、通算178セーブとし、横浜、巨人で活躍した
クルーンを抜き、外国人投手の記録を更新した。
「昨年は自分が優勝を逃した原因をつくった」。喫した7敗にV逸の責任を背負い、「やり返したい」思いは人一倍強い。昨季は7連投もあり、「毎日でも投げたい」と口にする。2年連続セーブ王に輝いてもいる頼りの助っ人が、2年ぶりのリーグ制覇へのけん引車となる。
楽天 投の危機を打が救う!
開幕直前、2戦目の先発を予定していた
安樂智大が故障で開幕絶望になると、開幕投手を務めるはずだった
岸孝之もインフルエンザで回避することに。先発は
美馬学、
辛島航、
古川侑利の楽天に対し、相手は
金子千尋、コーク、
西勇輝という万全の布陣。苦戦は容易に予想できた。
この危機的状況を救ったのが“超重量打線”。開幕スタメンから二番・C.ペゲーロ、三番・
ウィーラー、四番・
アマダーという大砲が勢ぞろいした。中でも光ったのが・・・
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