
勝利投手の菊池(右)が辻監督と握手。辻監督の手にはウイニングボール(写真=高原由佳)
ここでは『週刊ベースボール』との立体企画として、4月10日号で担当記者が開幕カードをあれこれ予想した企画の〝答え合わせ〟を球団別にお届けする。
続いて
西武だ。
[予想1]新人・源田壮亮がショートの開幕スタメンに入り堅守で引き締める 答え○
[予想2]WBCで酷使された牧田和久だが開幕カードから勝利の方程式の7回を担い活躍 答え○
[予想3]札幌ドーム1勝6敗の菊池雄星は後輩・大谷翔平を抑え勝利投手になれるのか 答え△
[予想4]背番号3を着けた新主将・浅村栄斗がバットで勝利を導く 答え○
前年4位に沈んだ西武だが、札幌ドームでの前年の日本一対
日本ハムの開幕カードで2勝1敗と勝ち越す。しかし、担当・Kの予想も見事〝勝率10割〟だった。
まず1。81年
石毛宏典以来の開幕スタメン遊撃手となった源田はヒットこそなかったが、堅守とともに犠飛でプロ初打点もマークしている。
その2。チームもこの男には遠慮がない(?)。2戦目、3戦目と定位置の7回に登板し、いずれも無失点でホールドを挙げている。
その3。7回1失点の好投で勝利投手となった菊池。苦手の札幌ドームを克服したが、花巻東高の後輩・大谷には2安打を許している。
その4。開幕戦から1号を含む4安打。3戦で打率.467と絶好調だ。
以上、3勝1分。
辻発彦新監督就任でチームの雰囲気は明らかに違ってきた。