
6月7日[メットライフ]、西武に敗れ、球団史上ワースト新記録となる12連敗目を喫し、厳しい表情を浮かべる巨人・高橋由伸監督
1つ勝つことの難しさを痛感
ファン、そして高橋由伸監督以下、選手にとっては、永遠にも思えたであろう長い、長いトンネルからようやく抜け出した。13連敗中の巨人が、6月9日、札幌ドームでの
日本ハム戦で、実に16日ぶりの勝利。昨オフ、その日本ハムからトレードでやってきた
石川慎吾が2回に古巣へ恩返しの先制適時打を放つと、1対1の同点で迎えた5回には、キャプテンの
坂本勇人が勝ち越しの中越適時二塁打。投げては先発のM.
マイコラスが120球を超える熱投で8回5安打1失点10奪三振と、こちらも5連敗中の日本ハム打線を寄せ付けなかった。ゲームセットの瞬間まで厳しい表情を崩さなかった高橋監督も、最後は“新クローザー”のS.
マシソンが9回二死から四番・
中田翔を空振り三振に斬ってとると、ようやく笑顔を見せた。
「1つ勝つのが難しいというのは、こうなる前から分かっていましたが、より一層その難しさを感じた期間でした。昨日までなかなか結果が出ませんでしたが、そのなかでも選手は何とかしようという思いでやっていたのは間違いないですし、時間はかかりましたが良かったと思います」
泥沼連敗の始まりは交流戦開幕2カード前、5月25日の
阪神戦・・・
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