長きにわたる戦いにようやく終わりが見えてきた。セ・リーグ首位攻防戦となった9月5日からの阪神3連戦[マツダ広島]に3連勝した広島は、続くナゴヤドームでの中日戦も3タテに成功。9月は負けなしの快進撃で、広島感涙の瞬間はもうすぐそこだ。 写真=太田裕史、小山真司 ※記録は9月10日現在 
5日の阪神戦[マツダ広島]でサヨナラ2ランを放った安部。この一発がチームに勢いをもたらした
悲壮感を払しょくした真っ赤なスタンドの力
グラウンドレベルでファインダー越しに試合を見守っていた小社カメラマンは、決着後にこう振り返った。
「負ける気配がなかった」
9月5日の阪神戦[マツダ広島]。負ければ2位・阪神とのゲーム差を5.5差とされる1戦。8月1日時点での11ゲーム差は、8月に今季初の月間負け越し(12勝13敗2分)を喫したこともあり、徐々に縮まっていた。
まさに運命を分けるこの試合で、広島は・・・
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