圧倒的な強さでペナントレースを制したソフトバンクと、3位から勝ち上がってきた楽天が激突したパ・リーグのCSファイナルステージ。初戦から楽天が2連勝と番狂わせを予感させたが、王者は動じなかった。CS初の4試合連続本塁打をマークし、MVPに輝いた内川聖一の活躍などもあり、3連勝(1勝のアドバンテージ)で勝負を決めた。あらためてパ・リーグで無敵を知らしめた若鷹軍団は、セ・リーグ王者と戦う日本シリーズ進出を決めた。 写真=湯浅芳昭、前島進 ※第1~4戦のリポートはこちら 
勝利の瞬間、サファテを中心に勝利の輪ができる。CSファイナルでは苦しんだ分、最後に最高の瞬間が待っていた
復活のギータとともに王者の力を見せつける
電撃的に復帰した「ギータ」の一撃で、球場のボルテージは早々と最高潮に高まる。「みんなが王手をかけてくれた。感謝の気持ちで臨んだ」という思いをさっそく形にした。
1回、一番で起用された
柳田悠岐が詰まりながらもセンターへ抜けようかという当たりを放つ。遊撃・
茂木栄五郎に押さえられるも悠々と一塁キャンバスを駆け抜けると、犠打とバッテリーエラーが絡んで三進し、「今日も先制点を取れればみんなが乗っていけるな、という気持ちで打った」という内川聖一の・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン