今回は巨人の菅野智之が登場。複数タイトルを手にしているので2回に分けてお届けしたい。今回は沢村賞についてだ。 
沢村賞の受賞会見にて/写真=川口洋邦
巨人では02年上原以来
巨人の右腕・菅野智之は、セの最多勝、最優秀防御率に加え、10月30日の選考委員会で「沢村賞」に初選出された。ご存じのとおり、プロ野球草創期に活躍した大投手・
沢村栄治の功績を称え、47年に誕生したものだ。
選考基準は(1)15勝以上(2)150奪三振以上(3)10以上の完投(4)防御率2.50以下(5)200投球回以上(6)登板25試合以上(7)6割以上の勝率の7項目で、チームへの貢献なども加味される。当初はセの投手だけだったが、89年から両リーグが対象になった。菅野はこのうち完投数と投球回以外の5項目はクリアした。
この賞は、その年にもっとも活躍した先発投手に与えられるものだが、より具体的に、その「項目」を・・・
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