このオフ、FA権を行使した中で3選手が他球団への移籍が決まった。新たな活躍の場所を求める選手が下した決断と、戦力拡充を狙う球団側の思惑が一致した結果の合意だ。それぞれ新天地での飛躍が期待される。 大和(阪神→DeNA) YAMATOが吹かせるハマの新風
12月4日には入団会見に出席。若いDeNAにあっては経験豊富な“お手本”となるだろう/写真=榎本郁也
国内FA権を行使した
阪神・
大和のDeNAへの移籍が決まった。年俸1億円の3年契約(金額は推定)で背番号は「9」。11月30日、DeNAから入団が正式に発表されると球団の公式サイトには「YAMATO」とネームの入ったユニフォームのビジュアルがアップされ、『ここ横浜に自分の持てる力を存分に発揮し優勝するために来ました』と直筆のメッセージが登場。描かれた力強い文字からは新天地にかける決意があふれていた。
2006年に樟南高から高校生ドラフト4巡目で阪神に入団。2012年に内野手から外野手に転向し、14年にゴールデン・グラブ賞を獲得。再び内野手登録となった今季はスイッチヒッターに転向、100試合に出場して打率.280をマーク。球界屈指の守備力と高いユーティリティー性は非常に魅力的だ。
高田繁GMは「一番は守備。彼の良さが生かせるのは遊撃だとは思うが、二塁も・・・
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