宮崎、沖縄、アリゾナで12球団の一軍春季キャンプが始動した。どの球団も勝利を目指し精力的にメニューを消化しているが、ただ闇雲に汗を流しているのではない。自分たちの戦力を分析したうえで足りない部分を見極め、レベルアップを図る。3月末に幕を開けるペナントレースは、何を武器に戦うのか──。各球団の“強み”を分析すると、それぞれの特長が見えてきた。 
“走塁改革”をチーム浮上のきっかけにできるか
指揮官の意識改革、上々のキャンプイン
あいにくの雨スタートとなったキャンプ初日。「ムダを減らし、選手がフルに動けるように」と練習の効率化を掲げていた
井口資仁新監督のフレキシブルな対応がさっそく見られた。雨対策に準備していた「プールトレ」を急きょ、野手のメニューに組み込み「投手のメニューだったけど、ロスなく動きたかった」と、わずかなムダも許さない。
2日目には予定より1日遅れながら実戦形式のシート打撃を敢行。ドラ2ルーキーの
藤岡裕大が
酒居知史から今季の“チーム1号”を右翼に運ぶと・・・
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