宮崎、沖縄、アリゾナで12球団の一軍春季キャンプが始動した。どの球団も勝利を目指し精力的にメニューを消化しているが、ただ闇雲に汗を流しているのではない。自分たちの戦力を分析したうえで足りない部分を見極め、レベルアップを図る。3月末に幕を開けるペナントレースは、何を武器に戦うのか──。各球団の“強み”を分析すると、それぞれの特長が見えてきた。 
エース・金子[写真中央]に西[左]が宣戦布告。開幕投手を奪いにいく
エースが求める若手の“奮起”
ブルペンは熱を帯びている。キャンプ序盤とあって球数は30球程度。球種も直球のみの投手が大半も、各自が強い思いを胸に投げ込んでいる。
中でも高い競争意識が芽生えているのが先発陣だ。開幕投手候補筆頭のエース・
金子千尋は「周りは僕が(開幕で)投げる可能性が高いと思っているかもしれない。でも・・・
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