宮崎、沖縄、アリゾナで12球団の一軍春季キャンプが始動した。どの球団も勝利を目指し精力的にメニューを消化しているが、ただ闇雲に汗を流しているのではない。自分たちの戦力を分析したうえで足りない部分を見極め、レベルアップを図る。3月末に幕を開けるペナントレースは、何を武器に戦うのか──。各球団の“強み”を分析すると、それぞれの特長が見えてきた。 
今季FA加入の野上亮磨[手前]、昨季FA加入の山口俊[奥]も覚悟を口にしながらポジション争いに参戦中
山口俊の危機意識と野上のこだわり調整
やはり、気になるのは投手陣だ。昨季は11年ぶりのBクラス(4位)に沈んだとはいえ、セ・リーグ2位の防御率と同最少失点にまとめたディフェンス力がチームの強みで、4年ぶりV奪回のカギを握る。しかし、14勝を挙げたM.
マイコラスがカージナルスへ移籍しており、今キャンプでの最大の焦点は、その穴埋めと、
菅野智之、
田口麗斗の左右の2枚看板に続く先発陣の確立にあるのだが、早くも明るい光が・・・
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