野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第3回のテーマは「ノビのあるボール」だ。 
上原のMLB時代のフォーシームはホップ方向への変化量が大きい「ノビのあるボール」だ/写真=内田孝治
上原浩治が投じる「ノビのある」ストレート
前回は「ボールのキレ」とは何なのかを解説しました
(→こちら)。今回はその派生として「ボールのノビ」について解説していきます。
「トラックマン」で計測した「ボールの変化量」を見ると、重力の影響のみを受けてボールが到達した地点を原点としたとき、平均的なフォーシーム(ストレート)はホップ方向&
シュート方向、つまり・・・
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