
ツーシーム・ファストボールを投げ込む菅野智之/写真=BBM
まず初めに、
前回(7月30日号)のコラムの予告で今回のテーマを“ストレート”としていましたが、“ファストボール”に訂正させてください。詳しくはこのコラムの中でお話ししていきますが、これからの日本球界のことを考えても、譲ることのできない重要なポイントだと考えています。
そもそも、“ストレート”と聞いて皆さんはどんなボールを想像しますか? では“ファストボール”は?
日本でストレートと言うと、綺麗なバックスピンのかかったフォーシームのことを思い浮かべる方が多いと思います。“真っすぐ”や“直球”などと表現されることもあり、ピッチングにおいては基本中の基本と教わるはずです。
浪人時代(2012年)までは僕も綺麗(きれい)な回転のフォーシームが一番だと考えていました。理想としていたのは・・・
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