野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第29回のテーマは「エンゼルス・大谷翔平の速球への対応力」だ。 高い打撃技術によりスピードボールにしっかり対応できる。大谷の速いボールへの対応力には目を見張る/写真=Getty Images
球速が速ければ速いほど大谷は打球速度が速くなる
今回もエンゼルス・大谷翔平選手の打撃データをひも解きながら、そのバッティングを分析していきましょう。
前回は、大谷選手の打球速度の最速がMLB全体で205位の183.3キロに対し、“平均”打球速度ではMLB全体で11位の149キロを記録していることを解説しました。
今回は投手が投じたボールの球速別の打球データを見ていきます・・・
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