MLBオールスターチームを迎え、4年ぶりに開催された2018日米野球は全6試合を行い、侍ジャパンが5勝1敗と大差をつけて大会を終えた。2019年のプレミア12、そして20年の東京五輪に向けた「強化の場」として位置付けられた日米野球で、果たして収穫はあったのか。広島、名古屋で行われた後半戦3試合をリポートしつつ、大会を総括する。 取材班=坂本匠(本誌) 写真=榎本郁也、太田裕史 
2回、ここまで内野安打1本に終わっていた岡本和真[巨人]が、豪快なバックスクリーン弾。翌第6戦では侍史上最年少四番に座った
序盤、MLB選抜にペースを握られた原因は、コースを狙い過ぎてカウントを悪くするなど、毎回走者を背負ってテンポの遅い投球に終始した先発・
東浜巨(
ソフトバンク)にあったと言わざるを得ない。ただ、
稲葉篤紀監督の打つ手は早かった。4回から2番手の
濱口遥大(
DeNA)にスイッチすると、早めの継投が功を奏す。中継ぎ陣に与えられた指示は・・・
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