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BBM社選定ビッグホープ賞 受賞者インタビュー

巨人・高田萌生インタビュー 開幕一軍、先発ローテ入り目指す

 

11月27日、都内のホテルでNPBアワードが開催された。ファーム部門の表彰では、小社選定のビッグホープ賞も選出され、イースタン・リーグは巨人高田萌生投手、ウエスタン・リーグは阪神島田海吏外野手が受賞した。その2人に受賞の喜びと来季への抱負を語ってもらった。
取材・構成=坂本匠 写真=BBM

イースタンでは11勝を挙げて最多勝を獲得。ファーム日本選手権、日米野球親善試合の先発も任された


 未来の巨人のエース候補と言っても差し支えないだろう。高卒2年目にしてイ・リーグで11勝。最多勝に加え、最優秀防御率(2.69)、勝率1位(.846)、優秀選手賞のタイトルも手にした。敗れはしたが、ファーム日本選手権の先発、そして日米野球の巨人対MLBとの親善試合でも先発に抜擢されるなど、早ければ来期、一軍の先発ローテーションに加わるかもしれない逸材である。

 プロに入って初めて表彰式(NPBアワード)に参加させてもらって、緊張しました。今年は最多勝などのほかに、ビッグホープ賞を頂きましたが、来年は一軍で投げて新人王を目指してやっていきたいと思います。

 プロに入って2年目のシーズンで、真っ先に頭に思い浮かぶのは一軍初登板(7月29日、東京ドームでの中日戦。先発を任され、2回6安打6失点で敗戦投手に)です。ちょうどイースタンで3連勝をしていて調子の良い時期でした。一軍昇格を知ったのは、新聞報道です。何も聞かされていなかったので、半信半疑だったのですが、すぐに監督(川相昌弘二軍監督。当時)に呼ばれて、「一軍で先発だから」と。自分もそこまで二軍で結果(5勝2敗)も出ていましたし、自信があったので、やってやるぞという気持ちでした。

 一軍の、東京ドームのマウンドは雰囲気が別物ですね。バッターも甘いボールは絶対に見逃してくれません。二軍ではファウルとか、アウトになっていたものがヒットゾーンに運ばれる。力の違いを感じる2イニングでした。正直に言うとこのとき、投げていてカットボールしか頼るボールがない状況になってしまいました。ほかのボールを自信を持って投げることができなかったんです。そしてそのカットボールを打たれるという悪循環。ここで学んだのは、どのような場面でも、別の持ち球が良くなくても、見せるだけでバッターに意識付けできますし、それまで使っていなかった高めの真っすぐを意図的に投げて相手に考えさせることも大事だということです。

 一軍はこの1試合だけでしたが、二軍ではそのあと、そういう考えを大事にして、変化球の割合も少し増やして、結果、変化球の精度も上がり、一軍に上がる前よりも思ったとおりのピッチングができるようになったと思います。一軍登板のあとは7試合に投げて6勝。一軍で学んだことはすごく大きかったです。

 新人だった昨年は、二軍でも2試合に投げさせてもらいましたが、ほとんどを三軍で過ごしていましたから、まずは二軍で先発ローテーションを守り、結果を出していく中で、一軍の初登板というところまでを今季は目標にしていました。その両方を達成できたという意味では、来年につながるいい1年だったのかな、と思います。僕は真っすぐに自信を持っているんですが、すべての変化球を駆使していくタイプだとこの1年で感じました。細かいコントロールは磨いていかなければいけませんが、ゾーン内に自信を持って腕を振って投げ込んでいけるようにしたいです。来季の目標は開幕一軍。必要とされるところで投げて、結果を残して、早い段階で先発ローテーションに入れるようにすることが理想です。


[2018年二軍成績]
21試合11勝2敗1S、113.2回85奪三振、39失点、防御率2.69

[2018年一軍成績]
1試合0勝1敗0S、2回0奪三振、6失点、防御率27.00

PROFILE
たかた・ほうせい●1998年7月4日生まれ。岡山県出身。右投右打。178cm75kg。創志学園高から2017年ドラフト5位で巨人に入団。
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