
高梨裕稔 [2018年成績]18試合5勝7敗、110回、防御率4.50
積極的な補強を進める
日本ハムがさらに動きを見せた。
ヤクルトに2016年新人王の高梨裕稔と若手成長株の
太田賢吾を放出し、17年WBC日本代表の
秋吉亮と6年目の内野手・
谷内亮太を獲得した。秋吉獲得は中継ぎ強化と来季から一軍登録枠が1つ増える背景、さらにチームにはいない変則サイド右腕ということで白羽の矢が立った。

秋吉亮 [2018年成績]35試合2勝2敗6H、38.1回、防御率4.23
先発陣もまだ手薄だが、
堀瑞輝、
上原健太、
杉浦稔大ら伸び盛りの若手の台頭、さらには金子弌大の電撃獲得である程度のメドが立ったと判断して高梨の放出に踏み切った。内野のユーティリティーである谷内は左打ちが多いチームにあって希少な右打ち。
栗山英樹監督の起用の幅も広がり、若手が多い内野陣に刺激を与える存在になってくれそうだ。吉村浩GMは「各選手にとって意義のあるトレード」と総括した。

谷内亮太 [2018年成績]36試合0本塁打7打点0盗塁、打率.222
一方のヤクルトは14年の入団以来、ブルペンを支えてきた秋吉亮の放出にはチーム内にも衝撃が走った。ただ、今季はプロ5年目にして最少の35試合登板にとどまったことも事実。防御率4.23と一軍で結果を残せず、二軍調整が続いた。チームはクローザー・
石山泰稚を確立し、セットアッパーは
近藤一樹を中心にして、
風張蓮や
梅野雄吾といった若手投手たちも台頭している。それも要因の一つだろう。
今季の先発2ケタ勝利はブキャナンのみとコマ不足が悩みだった。高梨が先発ローテでフル回転できれば、同等の数字も期待できそう。もう1人の太田賢吾はパンチ力のある左打ちの大型内野手。ヤクルトは二塁以外を固定できていない。もともと守備力は高いことから、持ち前のパンチ力でアピールすれば即レギュラー争いにも参戦できそうだ。

太田賢吾 [2018年成績]54試合0本塁打5打点0盗塁、打率.194