
ダイナミックなフォームから繰り出す直球、スライダーが身上
日本のプロ野球でもメジャー・リーガーでも、好きな投手はいない。あえて、理想の投手像として
菊池雄星の名前を挙げてくれた。確かに体全体を使った躍動感あるフォームは、NPBを代表するサウスポーに似ている。しかし、投球など参考にしていることは一切ないと言い切る。
及川雅貴は良い意味でプライドの高い投手である。マウンドは誰も助けてくれない孤独な場所。己を持っていなければベンチも到底、試合を任せることができないのだ。
中学時代は匝瑳シニアでプレーし、侍ジャパンU-15代表ではエース格として、「第3回WBSCワールドカップ」(福島県いわき市)で、準優勝へ導いた。すでに中学3年時で最速138キロ。2019年の3年生世代をけん引してきた及川は千葉県出身。小学校時代にはマリーンズJr.でもプレーしているが、高校進学に際し・・・
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