早くも中盤に差し掛かっている12球団の春季キャンプ。今週号前半は「新戦力」にテーマを絞って注目選手を紹介したが、ここでは本誌の球団担当が、各チームのキャンプ序盤で光った男たち、大きく成長している男たちをMIP(もっとも印象的なプレーヤー)として選んでみた。 ※年齢は2月10日時点 中日・京田陽太 攻守走で圧倒的な力を示しスーパールーキーを寄せ付けない

写真=榎本郁也
マスコミがあおるルーキー・
根尾昂とのショート定位置争い。本来であれば首脳陣から「まだまだ早い」の声が出なければならないのだが、その声がまだ決定的になっていないのは、壁となるべき3年目の男の昨季リーグワースト2位の打率がある。もちろん「走力」と「守備力」は格段の差だ。昨季のチーム61盗塁はリーグワーストタイながら、うち20盗塁を一人で記録。守備面でも守備率.991はリーグの遊撃部門トップ。この差をさらに明確にし、打力もアップさせ、雑音をすべてシャットアウトするのがキャンプの“隠れテーマ”ではないか。さらなる進化を求め・・・
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