
栃木の比嘉。170センチながら独特の直球とテンポのよい投球で打者を打ち取る
平成から令和にかけての大型連休が始まった。今年はBCL史上初の最大10連戦というチームもあり、特に投手の起用法で各チームは工夫をこらす。
栃木の2年目右腕・比嘉大智(愛知東邦大)は昨季先発としてチームトップとなる6勝を挙げた。170センチ72キロと小柄だが、140キロ台中盤の直球が独特な軌道を描く。
4月28日の新潟戦ではリードを許した中で5回からリリーフ。この日は自己最速となる145キロをマークし、3回を投げ4奪三振。一方で1本塁打を喫するなど2失点で、この試合まで0点台だった防御率は1.76となった。しかしチームが0対11で大敗した中で、存在感のある投球スタイルが光った。
「テンポよくストライクゾーンで勝負するタイプ。野手にリズムを与える投球を心掛けている」と比嘉。次の先発までの調整の意味での中継ぎ登板だったが、「失点してしまったので反省。やはり0で抑えなければ」と悔しさをのぞかせた。
沖縄・宮古島の出身。愛知東邦大では「大学4年になったときに・・・
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