ケガ人続出で苦しみながらも4月27日以降、首位を守ってきた。しかし2位・楽天とは、ついに0.5ゲーム差。交流戦を前に、ここが正念場だ。 写真=湯浅芳昭、川口洋邦 ※成績は5月26日時点 
Y.グラシアル:[5月の月間成績]打率.380 19試合 27安打 7本塁打 15打点 出塁率.421
ロッテに大きく負け越しも
宿敵のカベは厚かった。5月24日からの
ロッテ3連戦(ZOZOマリン)は初戦、
千賀滉大が足をつりかけながら8回を123球、被安打4、2失点の粘投を見せる。9回に
森唯斗がホームランを浴びて同点とされたが、延長10回表、
デスパイネの2ラン、
松田宣浩のソロで3点を勝ち越し。6対3で勝利した。
しかし2戦目は、先発・
高橋礼が7回一死二塁とされたところで
工藤公康監督が継投を選択。代わった
松田遼馬が
清田育宏に逆転2ランを浴び、3対4で敗れた。3戦目も先発のミランダが早々につかまり、3回途中4失点でKOされると、後続も失点を許して2対8と大敗。これで今季の対戦成績は3勝9敗となった。ロッテ戦の開幕から4カード連続負け越しは1969年以来。同年は最終的にロッテに7勝19敗と大きく負け越し、チームは最下位に沈んでいる。
指揮官が「やられたらやり返さないと」と語るようにロッテ対策は重要課題だが・・・
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