楽天の次期監督に三木肇二軍監督が就任することが決まり、10月14日に就任会見が行われた。今季は平石洋介監督が指揮を執り、3位に入ったもののCSファーストで敗退。チームの改革を推進するために、石井一久GMが監督交代を断行する形となった。 写真=幡原裕治、BBM 
二軍監督から昇格する形で就任した三木監督。その手腕はいかばかりか
二軍監督から1年で昇格
記者会見の席上で、三木肇新監督が目指す野球を明確に表現した。
「個々の力もそうだし、組織としてどう力を出していけるかがテーマ。目指すのは、バッテリーを中心にした守りの野球がベースになる。いろいろな“つながり”を大事にしていけるチームにしていきたい」
まだ42歳と若いが、指導経験は豊富だ。現役引退は31歳の2008年、その翌年から現在まで、指導者としてユニフォームを着続けている。
日本ハム時代は当時二軍にいた
中島卓也、
西川遥輝らを育て、14年に
ヤクルトの二軍内野守備走塁コーチ、15年に一軍作戦コーチ兼内野守備走塁コーチとなり、
山田哲人の盗塁王獲得をアシスト。守備、走塁におけるスペシャリストだけに、目指す野球は明らかだった。
今季から楽天の二軍監督に就任し、さっそく・・・
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