「日本ワールド・シリーズ」として1950年にスタートした日本シリーズも、今年で70回目を迎えた。ここでは、その激闘の歴史を振り返る。 写真=BBM 
1989年対近鉄第7戦、駒田徳広が因縁の加藤哲から先制アーチ
1986年、
森祇晶新監督の下、
西武は新たなる黄金時代を迎える。
同年の日本シリーズは、この年限りで引退と言われていた
広島の四番・
山本浩二と、西武の新人四番・
清原和博の新旧四番が話題になったが、最初に見せたのは、ベテランだった。初戦は延長14回で引き分けとなったゲームだが、9回裏1対2から同点弾を放ったのが、山本だった。西武・
東尾修の投球パターンを読み切り、ライトスタンドぎりぎりへの技ありの一発だった。
ここから広島は一気に3連勝で王手。迎えた第5戦は1対1のまま進んだが、延長12回裏、勝負を決めたのは意外な男だった。10回からマウンドに立った西武の投手・・・
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