開幕まで1カ月を切り、キャンプで実戦も本格化しているが各球団、新コーチの指導ぶりや話題の新外国人、期待の若手の実力は果たしてどうか。キャンプの“裏表”をじっくり取材した鹿取義隆氏のリポートをお届けする。 ![](https://cdn.findfriends.jp/img.sp.baseball/show_img.php?id=28765&contents_id=p_page_002)
順調な調整を続けていた西武・松坂
復活を期すベテランと楽しみな若手たち
まずは復活に向け、注目される3人の話からいこう。
西武では
松坂大輔のブルペンでの投球を見た。昨年は二軍戦の登板を見ているが、そのときよりもかなり状態がいい。しっかり腕が振れ、順調に来ているように見えた。もちろん、全盛期の球威は戻りようがないが、多彩な球を操りながらのピッチングは、パ・リーグの打者が強く振ってくるだけに有効かもしれない。さらに言えば、一回りめだけかもしれないが、対戦相手にかつての「松坂大輔」の残像もあると思う。間隔をあけていけば、それなりに勝てるのではないか。
打者では
ソフトバンクの
柳田悠岐に持ち前の強いスイングが戻っていた。故障明けの昨年後半とはスイングの力強さが違う。本人も「打つのはまったく問題ないですよ」と言ってたが、守備は不安があるということだった。
阪神では、
藤浪晋太郎のブルペンを2度見ることができた。技術的には・・・
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