9年連続の開幕黒星発進となると、以降も連敗がかさんで浮上できず。8月には監督交代でリスタートを図ったチームは、もはや来季を見据えた戦いにシフトした。 
最下位に選手会長・若月も「不甲斐ない」と頭を下げた
下位低迷で監督交代
投打ともに不安定な戦いが続いた。エース・
山岡泰輔、救援の
比嘉幹貴、
海田智行が故障離脱。頼みの
山本由伸は、開幕から1カ月で3勝を挙げるも、以降は8月まで白星を飾れず。攻撃面でも得点力不足解消を期して開幕時は一番・
T-岡田、二番・
ロドリゲスの攻撃型オーダーを組む一方で、機動力や犠打などの小技を使えず、好投手を相手に打線が沈黙すれば打つ手がなかった。
さらに“大物助っ人”と期待された
ジョーンズも機能せず、好調を維持するのは
吉田正尚のみ。遊撃の
安達了一も潰瘍性大腸炎を患っており休養日を設けながらの出場で、
大城滉二や
廣澤伸哉らと併用するなど、打線も守備も日替わりメンバーを余儀なくされた。そんな苦しい展開を強いられ、低空飛行が続く。開幕2カード目で、同一カード6連戦となる
ロッテ6連戦(ZOZOマリン)で、“6タテ”を喫しながらも、一時は借金3まで減らしたが、2度の7連敗と大型連敗を重ねては、浮上の気配が漂わず。8月17日からの
西武戦(京セラドーム)で3連敗を喫し、同20日時点で借金は17にふくらむばかりだった。
すると・・・
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