
戦力的にも上位と差があった。新しい戦力の獲得、既存戦力の底上げを図り、来季は優勝争いに加わっていきたい
今季の
日本ハムは近年の課題を解消できないまま、シーズンが終わってしまった。北海道移転後初の2年連続5位という結果は、昨季と同じような展開だった。
6月19日の開幕から8月までの62試合は29勝30敗3分で4位。ほぼ5割をキープし、一時は首位争いも繰り広げた。一方で9月からの戦績は58試合で24勝32敗2分。シーズン後半に限ってはリーグ最下位となる借金8を抱えて沈んだ。夏場に失速した昨季と同様、今季はコロナ禍でずれ込んだ“勝負の秋”に勢いをなくした。
要因は複数ある。体力的、精神的なスタミナ不足に加え、若手選手育成の停滞も、その1つだろう。
投打の若手で台頭の兆しを見せたのは
平沼翔太、
野村佑希、
福田俊ら少数。チーム力の底上げがほぼなく、主力と控えの実力差も大きい現状が昨季と変わらない状況では、過密日程となった今季も終盤にかけて強さを失うことになった結果は、自明の理だった。
その中で・・・
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