3月26日のシーズン開幕が近付く。今年は多くの外国人選手の来日が遅れるなど、青写真が微妙に狂っているチームもある。1カ月のオリンピックブレークを挟む異例のシーズン直前に、球団別に気になるポイントをチェックしてみた。 ※()内は編集部判断の悩みの度合い。ぜいたく!、楽しみ、深刻の3つ ソフトバンク 上林が打撃絶好調で栗原の座も危うし?
【CHECK POINT】右翼のスタメンは?(ぜいたく!) 
実戦に入ってから打撃絶好調。上林のバットが止まらない[写真=湯浅芳昭]
日本一激しい外野争いと言ってもいいだろう。昨季はシーズン終盤、左翼・
グラシアル、中堅・
柳田悠岐・右翼・
栗原陵矢が主な布陣で固まった。現状、グラシアル、柳田ともに調整中で実戦復帰のメドは立っていないが、大きな問題がなければ開幕には間に合う見込み。とすれば、左翼、中堅はほぼ当確で、空いているのは右翼のみとなる。
本命は今年も栗原で、
工藤公康監督も「昨年の成績を考えれば、競争しなくちゃいけない中でも順位的には上のほう」と評価。しかし実戦が始まって以降、猛アピールを見せているのが
上林誠知だ。キャンプ中の紅白戦から3月4日時点まで実戦10試合連続安打を続け、打率は5割に迫る。守備でも2017、18年とリーグトップの補殺をマークした強肩の持ち主。加えて足もあるだけに、このままの調子を維持するなら、ベンチスタートはもったいない。
栗原を一塁に回す構想も考えられるが、・・・
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