2023年春に開催が予想(正式発表なし)される第5回WBCで、侍ジャパンの指揮を執る新監督が誕生した。準備期間わずか1年半の、難しいミッションに挑むのは、経験豊富な前日本ハム指揮官だった。 写真=小山真司 
日の丸を背に、笑顔を見せる栗山英樹新監督
最大のミッションは、“世界一”の奪還だ。12月2日、野球日本代表・侍ジャパンのトップチーム監督に、11月まで日本ハムで指揮を執っていた栗山英樹氏が就任、都内ホテルにて就任会見が行われ、「(就任要請は)想像もしていなかったので、頭の中が真っ白になり、驚きました」と正直な感想を述べつつ、「日の丸を着けることの意味、ジャパンチームの重さ、その責任を心の底から感じています」とあいさつした。
2013年に野球日本代表が常設化されて以降、常任監督は3人目。プロ野球監督経験者は初だが、それは課せられたミッションが困難を伴うからだ。今夏、東京2020オリンピックで悲願の金メダルを獲得した代表チームに、次に求められるターゲットが・・・
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