期待を裏切る形となってしまった。主軸の不調が相次ぎ頼みの中田翔は巨人へ無償トレード。攻撃陣が振るわず、Bクラスからの浮上は叶わなかった。10年にわたる長期政権となった栗山英樹監督は退任を決意。ファイターズにとっては転換期となるシーズンだった。 [2021年成績]※成績部分の()内数字はリーグ順位 55勝68敗20分 勝率.447
454得点(6)、515失点(4)、打率.231(6)、76失策(6)
78本塁打(6)、77盗塁(4)、防御率3.32(3)

退任する栗山監督は日本一1回を含む2回のリーグ優勝、Aクラス5回と結果を残した
低迷からの浮上を期したシーズンではあったが、思うような結果は残せずに3年連続の5位。10年間チームを指揮してきた栗山英樹監督がチームを去った。
主力選手がそろって本来の力を発揮できなかった。前年キャリアハイの31本塁打、108打点で打点王の四番・中田翔が絶不調。五番・
大田泰示も同様でファームで過ごす時期が長く、規定打席に届かず。リードオフマンの
西川遥輝、途中から四番に座った
近藤健介の前年3割超えの2人も、シーズンを通して打率2割台と本来の姿ではなかった。期待された
渡邉諒、
野村佑希も物足りない数字に終わり、背水の陣で臨んだはずの
清宮幸太郎にいたっては入団以来初となる一軍出場なしに終わった。
チームは序盤から下位に沈み・・・
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