2年連続最下位の悔しさを胸に臨んだシーズンは、巻き返しを図るべく、球団を挙げて戦力補強に乗り出した。悔しさを味わい続けてきた主力選手と新助っ人が力を発揮、若手も続々と力を伸ばし、一気に頂点へと上り詰めた。日本シリーズでも、全員の力を結集させて、有終の美を飾った。 [2021年成績]※成績部分の()内数字はリーグ順位 73勝52敗18分 勝率.584
625得点(1)、531失点(3)、打率.254(3)、79失策(4)
142本塁打(1)、70盗塁(2)、防御率3.48(3)
オリックスとの激闘を制し、20年ぶりの日本一に輝いた
役者がそろい本領発揮
山田哲人、
村上宗隆がともに30本塁打、100打点を記録。後ろを打つ、
オスナ、
サンタナも豪快なスイングで相手投手に襲い掛かる。強力打線は12球団で唯一600点を超えた。規定投球回を達成した投手は0人。それでも、先発がゲームをつくり、リリーフ陣がリードを守り抜き白星を積み重ねた。ゲーム差なしでセ・リーグを制し、日本シリーズでは1点を争う名勝負を披露。チームスワローズは20年ぶりの日本一を成し遂げた。
開幕3連敗。2年連続最下位からの巻き返しを図るべく、スタートダッシュを決めるはずだった。しかし投手陣は3試合で21失点。トレードで獲得した
田口麗斗は第2戦で先発も6失点KO。2年目にして開幕先発ローテ入りを果たした
奥川恭伸も打たれた。頼みの打撃陣は・・・
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