完全に試合を支配した。日本記録となる13者連続三振に日本タイ記録となる1試合19奪三振──。さらには1人の走者も許さず28年ぶり史上16人目の完全試合。4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)でロッテ・佐々木朗希がその名を球史に刻んだ。 
記録づくめの快投を演じたロッテ・佐々木朗[写真=川口洋邦]
快投乱麻の“怪物ショー”
強さと威厳、そして威圧感を兼ね備える──。本拠地・ZOZOマリン開催ながらイベント『BLACK BLACK』で黒のビジター用ユニフォームを身にまとうと、そのデザインコンセプトどおりの存在感をマウンドで示した。
160キロ超を計測する低めに伸びるストレート。高めからストライクゾーンに入るフォークも150キロに迫り、相手打者が直球に対応しようとすればボール球になるフォークでバットが空を切る。初回二死に球界屈指の好打者・
吉田正尚から空振り三振を奪うと“怪物ショー”が始まった・・・
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