燕の主砲が歴史を塗り替えた。村上宗隆(ヤクルト)が7月31日の阪神戦(甲子園)から8月2日の中日戦(神宮)にかけて、5打席連続本塁打を達成。これまでの4打席連続を上回り、プロ野球新記録を打ち立てた。 写真=大泉謙也(神宮)、松村真行(甲子園) ※成績は8月7日現在 8月2日 ヤクルト 5-0 中日(神宮) 
【39号】3回無死一塁、フルカウントから中日・柳のチェンジアップを左中間スタンドへたたき込んだ村上。出場95試合目で早くも昨年の39号に並んだ
本拠地で快挙達成
体勢を崩されながらもとらえた打球は左中間へ。スタンドに届いたことを確認すると右手を上げてガッツポーズ。スピードを緩め、神宮球場のダイヤモンドを一周した。
「甲子園で打てて、神宮に戻ってきて2打席連続。本当にめぐりあわせかなと思う」
8月2日の中日戦(神宮)、村上宗隆が初回の第1打席に38号ソロ、3回の第2打席に39号2ランを放った。これで7月31日の阪神戦(甲子園)の3打席連続本塁打に続いて、プロ野球史上初の5打席連続本塁打の記録を成し遂げた。
まさに四番の仕事だった。3打席連続弾を放った阪神戦は、2点差で迎えた7回に先頭打者として打席が回ってきた。マウンドには左腕・
渡邉雄大。外角高めのスライダーに反応した。「強引にいかずコンパクトに打つことができた」と、逆らわずに打球はレフトスタンドへ。1点差に迫る35号ソロを放った。
1点差の9回一死には・・・
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