東北の悲願が成就した。第104回全国高校野球選手権大会の決勝が8月22日に甲子園球場で行われ、仙台育英高(宮城)が下関国際高(山口)を下して頂点に。3度目の決勝進出で果たした同校の初優勝は、東北勢にとっても悲願の初栄冠。真紅の優勝旗が白河の関を越えた。 写真=石井愛子 
2015年以来、3度目の決勝進出で初優勝を決めると、仙台育英高ナインが喜びを爆発させる
投打に抜かりなし
どちらが勝っても初優勝。今春センバツ王者・大阪桐蔭高との準々決勝を5対4と逆転で制し、地力を見せる下関国際高が初の決勝にコマを進め、1958年の柳井高以来となる山口県勢64年ぶりの夏の甲子園制覇を期す。対するは7年ぶり3度目の決勝進出を決めた仙台育英高だ。宮城県勢だけでなく、東北勢としても初の栄冠へ。長年の悲願“白河の関越え”に期待が寄せられた頂上決戦は序盤・・・
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