開幕8連勝と最高のスタートを切りながらも、ケガ人や新型コロナ集団感染など苦しい戦いだった。そして、最後の最後に訪れた、まさかの結末。自分たちに足りなかった“何か”を痛感する選手たち。ただ、決して悔しいだけのシーズンではなかった。 写真=BBM [2022年成績]※成績部分の()内数字はリーグ順位 76勝65敗2分 勝率.539
555得点(1)、471失点(3)、打率.255(1)、59失策(2)
108本塁打(2)、86盗塁(4)、防御率3.07(3)

2年ぶりのV奪還はならなかったが、選手たちは最後まで懸命に戦い続けた
予期せぬ事態にもみんなで力を合わせて
球史に残るスタートと結末。新たに就任した
藤本博史監督の下、チームは激動のシーズンを送った。
新助っ人のF.
ガルビスによる逆転満塁弾で開幕戦白星を挙げると、そこから破竹の8連勝。藤本監督は新人監督の開幕連勝新記録を樹立し、見事なまでに開幕ダッシュを決めた。開幕5戦目でクリーンアップの一角を担う
栗原陵矢が左ヒザを負傷し今季絶望となるなどアクシデントはあったものの、15勝11敗1分けと貯金を4つ作った3.4月の勢いはそのままに、5月も15勝8敗と勝ち越し。
今宮健太が.419、
牧原大成が.453と月間打率4割超えの“強打者たち”が打線をけん引し、
東浜巨が11日の
西武戦(PayPayドーム)でノーヒットノーランを達成するなど、投打がガッチリかみ合っていた。
しかし、交流戦で9勝9敗と勝ち星を伸ばせずに終わると・・・
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