
第15代コミッショナーに就任した榊原氏[写真=代表撮影]
アメリカ式を参考に
プロ野球が新コミッショナーとして迎えたのは、実業界で辣腕(らつわん)を振るった榊原定征氏。未曽有の新型コロナ禍に見舞われ約3年。今季は観客動員数でもかなりの回復が見られたプロ野球だが、楽観視できる状況ではない。その中で榊原新コミッショナーの方針は明確だ。
「プロ野球ファンあっての球団、プロ野球ファンあっての選手。プロ野球ファンにいかに満足していただけるか、これに尽きる。これがプロ野球の重要な課題だと思う」
今後の大きな3つの指針は「プロ野球の魅力向上」「事業拡大」「国際化の推進」。前述のとおり、今季は観客の入場制限がなく、各球団の観客動員数は急激な回復を見せた。ただ一方で新型コロナ禍により長く自宅などでのテレビ観戦を強いられたことが、ファンの球場へ足を運ぶ“習慣”をかき消したのも事実。新たなファン層の拡大は急務だろう。
そして・・・
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