2023年の日本一に向けて、各球団とも新外国人を次々と獲得。元メジャー選手から、将来が楽しみな若手助っ人まで、それぞれが大活躍を夢見て来日するのだが、その前に、彼らの横顔を紹介していこう。この中から23年、大活躍する助っ人はどれだけ生まれるか――。 年齢は2022年12月19日現在。年俸は1ドル=140円換算の推定) 文=村田洋輔(MLB.jp 編集長) 写真= Getty Images 楽天 マイケル・フランコ 待望の右の大砲になる
右の大砲として得点力アップの役割を担う。一時はフィリーズの次代を担う存在として注目されたパワーヒッター。新人王資格を持っていた2015年に80試合で打率.280、14本塁打、50打点、OPS.840を記録し、16~18年に3年連続で22本塁打以上を放ったが、それ以降はパワーダウン。22年はナショナルズで103試合に出場して打率.229、9本塁打、OPS.597、三塁の守備防御点-10に終わった。スプリッターやチェンジアップなどの「オフスピード・ピッチ」に非常に弱く、2年連続で打率0割台。日本で克服したい。
楽天 マニー・バニュエロス 先発、救援をこなせる左腕
あのマリアーノ・リベラがかつて「今まで見た中で最高の投手プロスペクト」と評した。
楽天では幅広い起用に応えられる左腕としてフル回転が期待される。2012年にMLB公式のプロスペクト・ランキングで全体13位も、トミー・ジョン手術など相次ぐ故障で、ヤンキースではメジャー昇格を果たせずも21年はメキシコ代表として東京五輪にも出場。22年はヤンキースとパイレーツで合計35試合に登板し・・・
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