3大会ぶりのWBC優勝を目指す侍ジャパンが好スタートを切った。東京ドームで行われた1次ラウンドは4連勝。負けなしで準々決勝に臨むことになった。日本中を興奮の渦に巻き込んでいる侍ジャパン。その激闘の戦いを振り返る。 取材・文=杉浦多夢 写真=榎本郁也、高塩隆、桜井ひとし、高原由佳、Getty Images 
初回、先制3ランを放った大谷をベンチで笑顔を浮かべて迎え入れる栗山監督
侍の理想形
最後の4試合目にしてようやく理想的な試合展開で勝利をつかみ、4連勝でプールB1位通過を決めた。
栗山英樹監督は「見ているほうとやっているほうでは違う。終わってみて、やっと勝たせてもらったという感じ」と振り返ったものの、見ている者にとっては1次ラウンド全4試合の中でもっとも「安心」して見ていられる試合だったのではないか。
ド派手なスタートだった。初回、無死一、二塁から
大谷翔平が「少し低めの球だったがしっかり振り抜けた」と東京ドームの右中間看板直撃のWBC第1号。打球の行方をしばし眺め・・・
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