岡田監督が偉いのはポジションを変えないこと
阪神は対巨人3連戦に全勝し8連勝の余勢を駆って交流戦へ突入した。
岡田彰布監督はまともな野球をやっている。それでも私から見れば60点。ということはほかの5球団が弱い。これがプロかという内容だ。私が巨人の監督なら投手陣にメスを入れて今ごろ首位を走っている。
岡田監督は3連戦の1、2戦、勝負どころと見た7回にいずれも先発投手に代打を送った。そこで味方が得点し、
桐敷拓馬、
大竹耕太郎に白星をつけた。
彼が
オリックス監督時代に私は「投手が点をやらなければ勝てる。もっと投手を見るべきだ」と教えた。監督がブルペンに足を運べば投手陣は身が引き締まり、やる気を出すからだ。すると彼はすぐに実行に移した。
もう一つ岡田監督が偉いのはポジションを変えないことだ。人を成長させるには失敗は当然のものと理解して、辛抱強く育てている。
一方、
原辰徳監督は・・・
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