18回目にして交流戦初優勝を果たしたDeNA。優勝球団の実績を見ても、その価値は大きい。しかしチームはそれ以上に勝負どころで生きる価値ある戦い方を身につけていた。 写真=BBM ※成績・情報は6月25日現在 
三浦監督[右]と相川コーチ[左]は試合展開の中で綿密な打ち合わせを続けている
WBC投手撃破した作戦
交流戦初日の5月30日。試合前に
三浦大輔監督は「昨年は勝率5割だったので、貯金をつくってレギュラーシーズンに戻れるよう頑張りたい」と語っていた。その言葉どおり交流戦を11勝7敗の貯金4で終えた。速球派投手の集まるパ・リーグを相手に勝ち越し、最終戦に勝利し自ら決めることこそ叶わなかったものの優勝という“カタチ”を手にできたことは後半戦を戦う上で数字の上でも勢いの上でも大きな意味を持つ。
6月20日に逆転の可能性を残していた
楽天が敗れたことで優勝が決まった2日後の全体練習日。三浦監督は「まだまだシーズンは長いですから再開後に良い形で入っていけるように準備したい」と1戦1戦の勝負に視線を向けた。その言葉どおり・・・
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