今回は『昭和ドロップ!』書籍化記念企画として、豪華ゲスト、中畑清さんを招いてのスペシャル版だ。さて、どんな話になるのか──。ちなみに今回は3、4回予定ですが、来週は1回休みです。 構成=井口英規 
「最初はイエーイ」と中畑さんの掛け声で撮った1枚[手前]に『昭和ドロップ!』書籍と若き日の中畑さんが表紙を飾った雑誌がある
豪華版でもあり、場所は、いつものとある都内の和食屋ではなく、ジャイアンツの選手にとってなじみ深い東京ドームの『後楽園飯店』とした。14時開始予定で集合いただいたが、まずは、いつものように
槙原寛己さんがジャイアンツ時間で30分前に登場。
前回、いただけなかった4人のサイン本『昭和ドロップ!』を仕上げてもらった(覚えていますよね)。槙原さんがサインを書いているうちに
定岡正二さん、
篠塚和典さんも到着。あとはゲスト、中畑清さんを待つのみだ。
“アレ”だけはご勘弁を
──この間、『婦人公論』さんのWEBで『昭和ドロップ!』のちょい出しをしてもらい、かなりの反響があったそうです。
定岡 へえ、それはよかった。でも、あの本は出したことに意義があります。
槙原 サダさんのお宝もっこり写真も出ていますしね(笑)。
定岡 マキ、しつこいよ!
槙原 でも、きょうの最大の問題はメニューじゃないですか。
定岡 なんで?
槙原 いつものリーズナブルなすきやき定食がありません!
篠塚 大丈夫? 『昭和ドロップ!』の予算をオーバーするかもしれないよ。
──いつも心配していただき、ありがとうございます(涙)。ただ、“アレ”以外は、そんなに高くないですから、お好きなものを頼んでいただいて大丈夫です。
定岡 “アレ”は結構、高いですからね。
槙原 長嶋茂雄さん(
巨人軍終身名誉監督)が好きなものですね。
定岡 僕らは頼まないけど、あの人は分からないな……。
と話しているうちに、中畑さんが
颯爽と登場だ。
中畑 オス! あれ、きょうはなんの集まり? にぎやかだな。
定岡 知らないで来たんですか(笑)。
中畑 うん。サダとシノがいるから行ってくれと言われてね。
篠塚 『昭和ドロップ!』という3年くらいやっている連載があるんですが、中畑さんは、そのスペシャルゲストです。
槙原 この間、本になったばかりです。そこに置いてあります。
中畑さんの席の前を指さす。中畑さんが手に取り、ペラペラめくってから、
中畑 へえ、面白そうな本じゃないか。で、俺に『昭和ドロップ!』の仲間になってほしいということなの?
定岡 いえいえ、滅相もない(笑)。中畑さんはスペシャルゲストです。僕とシノが中畑さんが来たら絶対面白くなると思って呼んでもらったんですよ。シノが中畑さんのスケジュールを調べてくれて。
中畑 俺のスケジュールはシノが全部、把握してるんだ。今度、呼ぶときがあったら、シノに言ってくれたらいいから。
定岡 すごいな、シノはなんでもつながっている。時々、いったい何者なんだと思うときがあるよ(笑)。
中畑 きょうは何を話せばいいの?
──ジャイアンツでの青春時代のお話をしていただければと思います。編集部にあった中畑さんの若いときの雑誌も用意しました。昔を思い出す参考にと思って。
中畑 おお、いい男だったなあ、俺。
定岡 いきなり自画自賛か、この人(笑)。
中畑 ところで『昭和ドロップ!』というのは・・・
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