世界一を目指し、昨オフに大補強をしたメッツ。しかし、借金9でトレードで売り手に。つまりチームは解体となり2人のエースがトレード移籍となった。その中でメジャー1年目ながらエースとしての役割を担うことになった千賀滉大。もちろん、その自覚は十分だ。 文=樋口浩一 写真=Getty Images ※成績は現地時間8月6日現在 
ぬかるんだマウンドで修正しながら7勝目を挙げた。まずはケガなくシーズンを投げ抜く覚悟だ
【投球成績】2023年_20試合7勝6敗、110.2回136振、防御率3.25 雨で濡れたマウンドに悩まされ、序盤から苦しいピッチングだった。千賀滉大の8月初登板は現地時間2日、敵地でのロイヤルズ戦だった。制球が安定せず、スピードもキレもなく、初回
ガルシア、ウィット・ジュニアの連打で無死一、二塁とされ二死二、三塁からマッシーに右越え二塁打を許して2点を先制される。2回にも1点を失った。その後も6回二死一、二塁で降板するまで毎回の11安打で6敗目(0対4)を喫した・・・
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